結婚式ムービーの仕上がりを左右する最大の要素——それは写真選びです。WISHでは年間2,000組以上のウェディングムービーを制作していますが、制作スタッフが口を揃えて言うのが「素材の良し悪しで、完成品のクオリティは8割決まる」ということ。どれだけ編集技術が高くても、そもそもの写真がイマイチだと、感動的なムービーに仕上げるのは難しいのです。
逆に言えば、写真選びさえしっかりできれば、ムービーの完成度は格段に上がります。「何枚用意すればいいの?」「どんな写真を選べばいいの?」「スマホの写真でも大丈夫?」「写真が足りない場合はどうしたらいい?」——お客様からいただく質問をすべて網羅した完全ガイドをお届けします。
この記事を読めば、オープニング・プロフィール・エンドロールの3種類のムービーそれぞれについて、必要な写真枚数から選び方のコツ、やってはいけないNG写真パターンまで、すべてわかります。WISHの制作現場で蓄積してきた実践的なノウハウを惜しみなくお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。
結婚式ムービーに必要な写真の枚数(種類別)
最初に多くの方が気になるのが「結局、何枚写真を用意すればいいの?」という疑問でしょう。結論から言うと、ムービーの種類によって必要枚数は大きく異なります。ここでは、WISHの制作実績にもとづいた最適な写真枚数を種類別にご紹介します。
なお、以下の枚数はあくまで目安です。商品によって指定枚数が決まっている場合はそちらに従ってください。たとえばWISHの人気商品「115万キロ」(プロフィールムービー、¥18,500)は45枚の写真を使用します。
オープニングムービー(10〜15枚)
オープニングムービーは、披露宴の冒頭で新郎新婦の入場前に流す映像です。上映時間が1分〜2分程度と短いため、必要な写真枚数も少なめ。10〜15枚が適正枚数です。
オープニングムービーの役割は「これから始まる披露宴への期待感を高める」こと。短い時間で強いインパクトを与える必要があるため、写真の「量」よりも「質」が重要です。少ない枚数でもベストショットを厳選すれば、ゲストの心を一気につかめます。
- おすすめの内訳:ふたりのツーショット5〜8枚+個人ショット各2〜3枚
- 前撮り写真があれば最優先で使うべき(プロ撮影のため画質・構図ともに最適)
- 笑顔のナチュラルなショットが◎。かしこまった証明写真のような写真はNG
- テンポよく切り替わるので、1枚1枚のインパクトを意識して選ぶ
WISHのオープニングムービーでは、お二人の魅力が最も伝わるベストショットを厳選していただくようお願いしています。「少ない枚数だからこそ、1枚1枚を吟味する」——これがオープニング成功の鍵です。
プロフィールムービー(30〜50枚)
プロフィールムービーは、新郎新婦の生い立ちからふたりの出会い、そして結婚までのストーリーを写真で綴る映像です。上映時間は5〜8分程度で、3種類のムービーの中で最も多くの写真を使用します。必要枚数は30〜50枚が標準です。
プロフィールムービーの写真は、大きく分けて3つのパートで構成されます。
- 新郎パート(10〜15枚):幼少期〜学生時代〜社会人までの成長記録
- 新婦パート(10〜15枚):幼少期〜学生時代〜社会人までの成長記録
- ふたりパート(10〜20枚):出会い〜交際〜プロポーズ〜婚約・結婚準備
WISHの人気No.1プロフィールムービー「115万キロ」は45枚の写真を使用します。Official髭男dismの「115万キロのフィルム」に乗せて、ふたりの人生を5分間のフィルムに凝縮するこの作品は、45枚というちょうどいい枚数で「見ごたえがあるのに飽きさせない」絶妙なバランスを実現しています。
写真が多すぎるのもNGです。60枚、70枚と詰め込みたい気持ちはわかりますが、1枚あたりの表示時間が短くなり、ゲストが写真をじっくり見られなくなります。結果、「何が映っていたかよくわからなかった」という残念な感想につながってしまいます。WISHでは商品ごとに最適な写真枚数を設定しているので、その枚数を守っていただくのがベストです。
エンドロールムービー(20〜30枚)
エンドロールムービーは、披露宴の最後にゲストへの感謝を伝えながら流す映像です。上映時間は3〜5分程度で、必要な写真枚数は20〜30枚。ゲストの名前(クレジット)と一緒に写真を表示していくスタイルが一般的です。
エンドロールの写真選びは、他の2種類とは少し考え方が異なります。プロフィールムービーが「ふたりの物語」を語るのに対し、エンドロールは「ゲストへの感謝」が主軸。ゲストとの写真を中心に選ぶのがポイントです。
- ゲストとの写真(15〜20枚):友人、同僚、親族などゲストと一緒に撮った写真
- ふたりの写真(5〜10枚):前撮り写真やデートの写真でバランスを取る
- できれば全テーブル(グループ)の写真を均等に入れるのが理想
- 最後にふたりのベストショットで締めくくると感動的なエンディングに
エンドロールでありがちな失敗は、特定のグループの写真ばかり偏ってしまうこと。仲の良い友人との写真はたくさんあるのに、職場の同僚や親族との写真がない……というパターンです。ゲスト全員が「自分のことも大切にしてくれている」と感じられるよう、バランスよく写真を選びましょう。

写真選びの5つの基本ルール
ここからは、ムービーの種類を問わず共通する写真選びの基本ルールをお伝えします。WISHで年間2,000組以上のムービーを制作してきた経験から導き出した、実践的なルールです。この5つを守るだけで、写真選びの失敗は確実に減らせます。
ルール1:高解像度の写真を選ぶ
最も基本的で、最も重要なルールがこれです。結婚式ムービーはスクリーンやプロジェクターで大画面に投影されます。スマホの小さな画面ではきれいに見えても、大画面に引き伸ばすとボヤけたりノイズだらけになったりする写真は意外と多いのです。
目安として、横幅1,920ピクセル以上(フルHD解像度)の写真が理想です。最近のスマートフォン(iPhone、Android問わず)で撮影した写真であれば、基本的にこの解像度はクリアしています。ただし、以下のケースは要注意です。
- LINEで送受信した写真:LINEは送信時に画像を自動圧縮するため、解像度が大幅に下がります。「オリジナル画質」で送信し直してもらうか、AirDrop・Googleフォト・ギガファイル便などで共有し直しましょう
- SNS(Instagram・Twitter)からダウンロードした写真:SNSも画像を圧縮して保存するため、元の解像度より劣化しています。SNS経由ではなく、撮影した端末から直接取得してください
- 10年以上前のガラケー・旧型スマホで撮った写真:画素数が低く、大画面投影には厳しいケースがあります。プリント写真をスキャンした方がきれいなこともあります
- スクリーンショット:画面のスクショは解像度が低いうえに、通知バーやアイコンが映り込むことも。必ず元の写真データを探しましょう
WISHでは、お送りいただいた写真の画質が低い場合、制作前に個別にご連絡してより高画質な写真への差し替えをお願いすることがあります。このプロセスがあるからこそ、完成品の品質を保てるのです。
ルール2:構図のバリエーションをつける
プロフィールムービーで30〜50枚の写真が並ぶとき、すべてが同じような構図だと単調で退屈な映像になります。これは本当によくある失敗パターンです。
具体的には、以下のようなバリエーションを意識して写真を選んでください。
- アップショット:顔が大きく映っている写真。表情が伝わるので、特に感情的なシーンに最適
- バストショット:上半身が映っている写真。衣装やポーズも見え、バランスが良い構図
- 全身ショット:全身が映っている写真。場所の雰囲気やシチュエーションが伝わる
- 引きの風景ショット:背景がメインで人物は小さめ。旅行先やロケーションの空気感を伝える
- 寄りのディテールショット:手元のリングや花束など、小物や細部をクローズアップした写真
WISHの編集スタッフは、写真の構図バリエーションを見ながら最適な表示順序を組み立てます。アップ→全身→風景→アップ……とリズミカルに切り替わることで、ゲストの目を飽きさせない映像になるのです。同じ構図の写真が3枚以上続かないようにするのが、プロの現場で実践している基本テクニックです。
ルール3:時系列を意識して選ぶ
プロフィールムービーにとって特に重要なのが、写真の時系列です。幼少期→小学校→中高→大学→社会人→出会い→交際→結婚という人生のストーリーラインに沿って写真を並べることで、ゲストは自然とふたりの人生に感情移入できます。
理想的な時系列の配分は以下の通りです。
- 幼少期(0〜6歳):2〜3枚。赤ちゃん時代・七五三・幼稚園の入園式など
- 小学校時代:2〜3枚。運動会・遠足・習い事・家族旅行など
- 中学・高校時代:2〜3枚。部活・文化祭・修学旅行・友人との写真など
- 大学・専門学校時代:2〜3枚。サークル・アルバイト・卒業式など
- 社会人時代:1〜2枚。職場・趣味・旅行など
- ふたりの出会い〜交際:5〜8枚。初デート・記念日・旅行・日常の何気ないショットなど
- プロポーズ〜婚約・結婚準備:3〜5枚。プロポーズ・両家顔合わせ・前撮り・式場見学など
ここで重要なのは、「ふたりパート」に最も多くの枚数を割くということ。ゲストが一番見たいのは、ふたりの恋愛ストーリーです。幼少期の写真を10枚も並べるより、ふたりの思い出の写真を厚くした方が、ゲストの心に響くムービーになります。
ルール4:表情・感情が伝わる写真を優先する
結婚式ムービーで最もゲストの心に刺さるのは、感情が伝わる写真です。きれいに整ったポーズ写真よりも、ふたりが心から笑っている自然な瞬間、感動で涙ぐんでいる表情、仲間と大笑いしているシーンの方が、圧倒的に感動を生みます。
WISHの制作スタッフの間で「鉄板写真」と呼ばれている感動ポイントがあります。
- 満面の笑顔のツーショット:ふたりが幸せそうに笑っている写真は、それだけで会場を温かい空気で包む
- 幼少期の無邪気な表情:小さい頃の写真は、新郎新婦のご両親の涙を誘う最強の素材
- 友人と一緒に笑っているショット:ゲストが「この写真、覚えてる!」と共感できる
- ふたりが見つめ合っている瞬間:ロマンチックな雰囲気が自然と伝わるベスト構図
- サプライズやプロポーズの瞬間:感動の瞬間をとらえた写真は、会場全体の涙を誘う
逆に、無表情や作り笑いの写真は避けましょう。集合写真で全員がカメラ目線でピースしている写真は「記録」としては良いですが、ムービーの素材としては感情が伝わりにくい。同じ集合写真なら、ちょっと崩れた瞬間や、横を向いて誰かと話している自然体のショットの方が、映像映えします。
ルール5:背景やシチュエーションのバリエーションを持たせる
構図のバリエーション(ルール2)と合わせて意識したいのが、背景・シチュエーションの多様性です。室内の写真ばかりだと画面が暗くなりがちですし、逆に屋外ばかりだとメリハリがなくなります。
以下のようなシチュエーションの写真をバランスよく選ぶと、映像に奥行きが出ます。
- 季節の変化:春の桜、夏の海、秋の紅葉、冬のイルミネーション。季節感のある写真は映像に彩りを加える
- 場所の変化:自宅、学校、職場、レストラン、旅行先、公園、テーマパーク。多様な場所の写真でふたりの世界の広さを表現
- イベントの変化:誕生日、クリスマス、バレンタイン、旅行、スポーツ観戦、フェス参加。ふたりの「好き」が伝わるイベント写真
- フォーマル&カジュアルの混在:結納・顔合わせなどのフォーマルシーンと、普段着のリラックスしたシーンを織り交ぜる
WISHでは「写真の多様性マトリクス」という考え方を制作現場で活用しています。横軸に「時期」、縦軸に「シチュエーション」を取り、マスが偏りなく埋まっているかをチェックするのです。すべてのマスを埋める必要はありませんが、特定の時期・場所に偏りすぎていないかを確認する習慣をつけると、バランスの良い写真セレクトができるようになります。

ムービー種類別・写真選びのコツ
基本ルールを押さえたところで、次はムービーの種類別に「この種類ならではの写真選びのコツ」を深掘りしていきます。オープニング・プロフィール・エンドロールはそれぞれ目的が異なるので、写真に求められる役割も変わります。
オープニングムービー:インパクト重視の「勝負写真」で会場を一気につかむ
オープニングムービーは披露宴の「つかみ」です。開始直後にゲストの心をグッと引きつけ、「この後の披露宴が楽しみ!」と思わせることが使命。そのため、写真選びのポイントは「インパクト」と「ワクワク感」に集約されます。
具体的なコツをお伝えします。
- 前撮り写真をメインに使う:プロのカメラマンが撮影した写真は、解像度・構図・ライティングすべてがムービー向き。前撮りがある方は迷わず最優先で使いましょう
- ふたりのツーショットを中心に:オープニングはふたりの紹介がメインテーマ。個人写真は少なめに、ツーショットを厚くするのが正解
- 「カッコいい」「おしゃれ」な写真を優先:プロフィールムービーでは「ほっこり」「懐かしい」写真も活きますが、オープニングは「映える」写真の出番です
- アクティブなシーンも◎:旅行先でのジャンプ写真、スポーツを楽しんでいる写真など、動きのある写真はオープニングのテンポに合う
- 表情は「笑顔」一択:オープニングはポジティブなムードで始めたい。しっとりした表情より、明るく元気な笑顔の写真を選びましょう
WISHのオープニングムービーは、テンポの良い編集とBGMで会場のボルテージを上げるスタイルが人気です。1枚の写真の表示時間は3〜5秒程度と短いため、パッと見て誰が映っているかすぐにわかる写真を選ぶのもポイント。遠くから撮った小さな人物写真は、大画面に投影しても認識しづらいので避けましょう。
プロフィールムービー:幼少期から現在まで「人生の物語」を写真で紡ぐ
プロフィールムービーは3種類のムービーの中で最もストーリー性が求められます。30〜50枚の写真で、ふたりの人生を5〜8分の映像に凝縮するわけですから、1枚1枚の選び方が全体のストーリーの出来を左右します。
プロフィールムービーならではの写真選びのコツを、パート別にお伝えします。
【新郎パート・新婦パート共通のコツ】
- 赤ちゃん時代の写真は1〜2枚に厳選:「かわいいから」とつい多く入れたくなりますが、赤ちゃんの写真は正直誰でも似ています。1〜2枚で十分です
- 成長の節目がわかる写真を選ぶ:入学式、卒業式、成人式、就職など、節目の写真を入れると人生の流れが伝わりやすい
- 家族写真を1〜2枚入れる:ご両親・ごきょうだいとの写真は、ご家族席からの涙を確実に誘います
- 部活・趣味・特技の写真:その人の「人となり」が最も伝わる素材。ゲストに「この人こんな人なんだ」と知ってもらえる
- 友人との写真:会場にいるゲストが映っていれば、共感度が一気にアップ
【ふたりパートのコツ】
- 出会った頃の初々しい写真を入れる:交際初期の写真は、ゲストが「こんな時代もあったんだ」と微笑むポイント
- 旅行写真は鉄板素材:ふたりで訪れた場所の写真は、ストーリーに奥行きを加えます。背景に観光地が映っていれば、会場内で「おー!」と声が上がることも
- 何気ない日常の写真こそ宝物:カフェでのんびりしている写真、料理を作っている写真、ペットと遊んでいる写真。「普段のふたり」が伝わる写真は、ゲストの共感を生みます
- プロポーズ関連の写真があれば必ず入れる:プロポーズの瞬間、婚約指輪、プロポーズ後のツーショットなど、ストーリーのクライマックスにふさわしい素材
- 前撮り写真は「ふたりパートの締め」に最適:プロフィールムービーの最後に前撮りのベストショットを配置すると、美しいエンディングになります
WISHの制作スタッフがプロフィールムービーを編集する際、最も時間をかけるのが写真の順番の構成です。お客様からいただいた写真を、BGMの盛り上がりに合わせて最適な順番に配置することで、「ただの写真スライドショー」ではない「感動の映像作品」に仕上げています。
エンドロールムービー:ゲストとの絆を伝える写真で「ありがとう」を届ける
エンドロールは披露宴のフィナーレを飾る映像。ゲスト一人ひとりへの感謝を、名前のクレジットと写真で伝えます。エンドロールの主役はゲストです。この意識が写真選びのすべての基準になります。
- ゲストグループごとに写真を準備する:主賓・上司→職場の同僚→友人→親族→家族の順にクレジットが流れるのが一般的。各グループの写真を最低1枚は確保
- ゲストの顔がはっきりわかる写真を選ぶ:大人数の集合写真で顔が豆粒サイズでは、せっかくの感謝の気持ちが伝わりません
- 楽しそうな雰囲気の写真を優先:飲み会、旅行、イベントなど、そのグループとの楽しい思い出が伝わる写真がベスト
- 「写真がないゲスト」への配慮も忘れずに:すべてのゲストとの写真を持っているとは限りません。写真がないゲストのクレジット部分には、ふたりの写真や風景写真を表示するなど、工夫が必要です
- ラストカットは最高の前撮り写真で:エンドロールの最後の1枚は、ゲストの記憶に最も残るカット。前撮りのベストショットやプロポーズの写真で締めくくりましょう
エンドロールの写真集めでよくある困りごとが「そもそもゲストとの写真がない」というケース。特に職場の上司や、あまり写真を撮らない男性友人グループとの写真は不足しがちです。この対処法は後ほど「写真が足りない場合の対処法」で詳しく解説します。
よくあるNG写真パターンと対処法
WISHの制作チームが長年の経験から蓄積してきた「これはNG」という写真のパターンがあります。せっかく時間をかけて選んだ写真が、実はムービーに適していなかった……という事態を避けるために、代表的なNGパターンと具体的な対処法をすべてお教えします。
NG①:画質が低い写真
結婚式ムービーのNG写真として最も多いのが画質の問題です。前述のルール1でもお伝えしましたが、ここでもう少し具体的に「どういう写真がNGなのか」を整理します。
- LINEで受け取った写真:LINEの標準設定では画像が自動圧縮されます。解像度が元の1/3〜1/5程度に落ちていることも。「オリジナル画質」で送り直してもらうか、GoogleフォトやAirDropなど別の方法で共有し直してもらいましょう
- SNSから保存した写真:Instagram、Twitter(X)、Facebookはいずれもアップロード時に画像を圧縮します。SNS経由ではなく、撮影した人のスマホから直接もらうのがベスト
- スクリーンショット:スマホの画面サイズに制限されるため解像度が不足。元の写真データを入手してください
- プリント写真を自分でスマホ撮影したもの:照明の映り込み、歪み、影が入ります。スキャナーか、コンビニの複合機でスキャンする方がきれいです。WISHでは600dpi以上でのスキャンを推奨しています
- 古いガラケーで撮影した写真:画素数が30万〜200万画素程度で、大画面投影には厳しい。やむを得ない場合は、制作側で明るさやシャープネスを調整できることもあるのでご相談ください
画質チェックの簡単な方法:スマホで写真を開き、ピンチイン(指で広げて拡大)してみてください。拡大して顔がぼやけたりモザイクのようにカクカクしたりする場合は、ムービー用としては画質不足のサインです。
NG②:同じ構図・同じポーズの写真ばかり
「ふたりのツーショットを30枚選びました!」と意気込んでくださるお客様がいますが、そのすべてが正面向き・カメラ目線・ピースサインだと、ムービーはかなり単調になります。
なぜNGなのか?ムービーは「動きのある映像メディア」です。写真が静止画であっても、写真の構図が変わることで視覚的な「動き」が生まれます。すべての写真が同じ構図だと、ゲストの目が飽きてしまうのです。5分以上あるプロフィールムービーでは、中盤でゲストの注意力が下がるリスクがあるため、構図の変化が特に重要です。
対処法は明確です。
- 正面だけでなく、横顔や後ろ姿の写真も混ぜる
- カメラ目線だけでなく、お互いを見つめている写真、風景を眺めている写真も入れる
- ピースサインの写真は全体の2割以下に抑える
- 座っている写真、立っている写真、歩いている写真を織り交ぜる
- アップ・バスト・全身・引きの構図をバランスよく配分する
WISHの制作スタッフは、送られてきた写真の中から自動的にバリエーションを意識した構成を組みますが、そもそも素材として「同じ構図しかない」と限界があります。写真を選ぶ段階で意識していただけると、仕上がりのクオリティが格段に上がります。
NG③:背景がごちゃごちゃしている写真
背景に関するNGパターンもよくあります。写真の主役が誰なのか、パッと見てわからない写真はムービーに不向きです。
- 居酒屋やファミレスのテーブルがメインに映っている写真:料理や食器が大きく映り、人物が背景に埋もれがち
- 大勢の人混みの中で撮った写真:テーマパークの入口、観光地の混雑エリアなど。新郎新婦を見つけるのに時間がかかる
- 部屋が散らかっている写真:洗濯物やゴミ箱が映り込んでいると、スクリーンで大写しにされたとき恥ずかしい思いをすることも
- 他人が多く映り込んでいる写真:関係のない人が大きく映っていると、ゲストが「この人は誰?」と混乱する原因に
対処法:背景がごちゃごちゃしている写真しかない場合は、WISHの制作チームが写真のトリミング(切り抜き)で対応できることがあります。人物を中心に切り抜いて、不要な背景を排除するテクニックです。ただし、元の写真の画質が十分に高い場合に限ります(トリミングすると実質的に拡大するため、画質が低いとボヤけてしまいます)。
理想を言えば、背景がシンプルで、人物がくっきり浮かび上がっている写真がムービーには最適です。自然の中・カフェのテラス・壁を背景にしたポートレートなど、背景がスッキリした写真を意識して選びましょう。
NG④:著作権やプライバシーに問題がある写真
見落としがちですが、ムービーに使用する写真には著作権とプライバシーの配慮も必要です。結婚式ムービーは閉じた空間(披露宴会場)で上映するものですが、最近はSNSで共有されることも多いため、注意が必要です。
- プロカメラマンの写真:前撮りやフォトスタジオの写真は、撮影者に著作権があります。多くの場合「個人利用OK」ですが、念のため撮影スタジオに確認すると安心です
- 映り込んでいる人の肖像権:写真に映っている人のうち、結婚式に招待していない人が特定できる形で映っている場合は、ぼかし処理などの配慮を
- 企業ロゴ・キャラクターが映っている写真:ディズニーランドのキャラクターと撮った写真などは、商用利用に該当する可能性があります。ムービー制作業者に確認しましょう
- 元交際相手が映っている写真:うっかり入ってしまうと大惨事。特にグループ写真に紛れ込んでいないか要チェック
WISHでは、お送りいただいた写真にこうした問題がないかも確認したうえで制作を進めます。万が一、使用に懸念がある写真があれば、代替の写真を提案するなど柔軟に対応しますのでご安心ください。
NG⑤:写真が足りない場合の対処法
「写真が全然足りない……」というお悩みは、実は非常に多いです。WISHのお客様でも約3割の方が「写真集めに苦労した」とおっしゃいます。特に多いパターンが以下の通りです。
- 新郎側の写真が極端に少ない(男性は写真を撮る習慣が少ないことが多い)
- 幼少期の写真が見つからない(実家に聞いても見つからない、デジタルデータがない)
- ふたりのツーショットが少ない(付き合いが短い、遠距離恋愛だった)
- ゲストとの写真がない(特に職場関係者との写真)
安心してください。写真が足りない場合にも対処法はたくさんあります。
- ご実家に眠っているアルバムを探す:お父さん・お母さんに聞いてみましょう。押入れの奥にアルバムが眠っているケースは本当に多いです。幼少期の写真は、この方法でかなりカバーできます
- プリント写真をスキャンする:コンビニのマルチコピー機やスマホアプリ(Googleフォトスキャン等)で簡単にデジタル化できます
- 友人に写真を送ってもらう:LINEグループで「結婚式ムービー用に写真を集めています!」と一言送るだけで、思わぬ写真が出てくることがあります。この際、必ず「オリジナル画質」で送ってもらうよう伝えましょう
- 前撮り・フォトウェディングで補充する:前撮りでプロのカメラマンに撮ってもらえば、ムービーに最適な高品質写真が一気に増えます。「ムービー用の写真が欲しい」と伝えれば、それを意識したポーズや構図で撮影してくれるスタジオも多いです
- 写真が少ないムービーを選ぶ:WISHの商品ラインナップには、少ない写真枚数で成立するムービーもあります。写真10枚でもインパクトのあるオープニングムービーを作ることは十分可能です
- 動画素材を活用する:最近はスマホで動画を撮る方も多いはず。短い動画クリップをムービーに組み込むことで、写真不足をカバーできる場合があります。WISHでも一部商品で動画素材の使用に対応しています
最も大切なのは、「写真がないから無理」と諦めないことです。WISHでは写真が少ないお客様からの相談も日常的に受けています。プロの目線で「この枚数なら、こういうムービーがおすすめです」「この写真にテロップを工夫すれば十分カバーできます」といった提案ができます。気軽にLINEでご相談ください。

写真の提出方法と注意点
写真を選び終わったら、次はムービー制作会社への提出です。ここでも気をつけるべきポイントがあります。写真の提出方法を間違えると、せっかくの高画質写真が劣化してしまうことがあるのです。
写真の送り方で画質が変わる
写真の提出方法は業者によって異なりますが、WISHではLINE公式アカウントまたはマイページからアップロードしていただく方法をご案内しています。ここで絶対にやってはいけないのが、LINEのトーク画面で写真をそのまま送信することです。
LINEは標準設定で画像を自動圧縮するため、6,000×4,000ピクセルの写真が1,280×960ピクセル程度にまで縮小されることがあります。これではムービー用としては画質不足です。LINEで送る場合は、必ず「オリジナル画質」のオプションを選択してください。
画質を保ったまま写真を送る方法としては、以下がおすすめです。
- Googleフォト:共有リンクを作成して送る方法。元のサイズのまま共有可能
- ギガファイル便:大容量ファイル転送サービス。まとめてアップロードしてURLを送るだけ
- AirDrop(iPhone同士の場合):圧縮なしでオリジナルサイズのまま転送できる
- マイページからのアップロード:WISHのマイページには写真アップロード機能があり、ここから送っていただくのが最も確実
ファイル名・並び順の指定方法
写真を提出する際、ファイル名や並び順を指定しておくと、完成品がイメージ通りになりやすくなります。WISHでは以下の方法を推奨しています。
- ファイル名に番号をつける:「01_赤ちゃん.jpg」「02_七五三.jpg」のように、表示したい順番に番号を振ると、制作スタッフが意図を正確に把握できます
- 使用したい写真にコメントを添える:「この写真はエンドロールの友人パートで使ってほしい」など、具体的な指示があれば記載してください
- テロップの内容を写真と対応させる:プロフィールムービーでは各写真にコメント(テロップ)が入ります。「この写真にはこのテロップを入れてほしい」と対応表を作ると、認識のズレが防げます
WISHでは、写真の並び順やテロップの指定がない場合でも、制作スタッフが最適な構成を考えて編集します。ただし、お客様のイメージにより近い仕上がりを目指すなら、できるだけ具体的に指示をいただく方がスムーズです。もちろん、完成後に「ここを変えてほしい」という修正も対応しますので、まずは気軽に送っていただければ大丈夫です。
プリント写真(紙焼き)のデジタル化テクニック
紙の写真のデータ化は、アプリの選び方と光の当て方で仕上がりが大きく変わります。手順を画面の流れに沿って解説した紙の写真をスマホでデータ化する方法|Googleフォトスキャンの使い方もあわせてご覧ください。
幼少期の写真を集めるとき、多くの方が直面するのが「紙のプリント写真しかない」という問題です。特に1990年代〜2000年代前半に撮影された写真は、デジタルデータがなくプリントのみというケースが大半。でも安心してください。プリント写真もきちんとデジタル化すれば、十分にムービーで使えます。
スキャン方法の比較
- コンビニの複合機でスキャン(おすすめ度★★★★★):セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの複合機にはスキャン機能があります。300dpi以上の設定でスキャンすれば、ムービー用として十分な画質が得られます。1枚30〜50円程度で、USBメモリに保存できます
- スマホアプリでスキャン(おすすめ度★★★★):Googleフォトスキャン(無料)が便利。反射を自動で除去してくれるので、照明の映り込みを気にせずスキャンできます。手軽さではNo.1
- 家庭用スキャナー(おすすめ度★★★):EPSONやCanonの家庭用スキャナーなら600dpi以上でスキャン可能。大量にスキャンする場合はコスパが良い。ただし、わざわざ購入するほどではないかもしれません
- スマホのカメラで撮影(おすすめ度★★):手軽ですが、照明の映り込み・歪み・影が入りやすいのが難点。どうしても他の方法が使えない場合の最終手段。窓際の自然光の下で撮影すると比較的きれいに撮れます
WISHでは600dpi以上でのスキャンを推奨していますが、コンビニの300dpiスキャンでも実用上は問題ありません。L判サイズの写真を300dpiでスキャンすると約1,500×1,000ピクセルになり、フルHD映像に十分な解像度です。
スキャン時の注意点
- 写真の向きを統一する:横写真と縦写真が混在する場合は、向きを正しくしてスキャンしてください
- 白い枠は含めない:プリント写真の白い余白部分はトリミングして、写真部分だけをデータ化しましょう
- 傷や汚れがある場合:WISHの制作チームではPhotoshopでの軽微な補正に対応しています。多少の傷や色褪せであれば修復可能なので、諦めずにお送りください
- アルバムから剥がすのが怖い場合:アルバムのフィルムの上からスキャンすると反射が入りやすいですが、スマホアプリ(Googleフォトスキャン)なら反射を自動除去してくれます
WISHの写真選びサポート
ここまで写真選びのノウハウを詳しくお伝えしてきましたが、「やっぱり自分だけで判断するのは不安」「プロの意見を聞きたい」という方も多いと思います。WISHでは、写真選びの段階からプロがサポートする体制を整えています。
無料LINE相談で写真選びをサポート
WISHのLINE公式アカウントでは、ムービー制作に関するあらゆるご相談を無料で受け付けています。写真選びに関して、こんな相談を日常的にいただいています。
- 「この写真、ムービーに使えますか?」→ 画質や構図をプロがチェックして回答
- 「写真が20枚しか集まらないのですが……」→ 枚数に合った商品やレイアウトを提案
- 「どの写真を選べばいいか迷っています」→ 候補写真を送っていただければ、プロ目線でアドバイス
- 「幼少期の写真がスキャンできない」→ スキャン方法のご案内や、代替手段の提案
- 「前撮りの写真がまだ届かない」→ 先に手元の写真で制作を進め、前撮り写真が届いたら差し替え対応
メッセージをいただければ、数分〜1時間以内にスタッフが対応します。年間2,000組以上の制作実績から得たノウハウで、おふたりに最適な写真選びをサポートします。
注文後の写真差し替えも柔軟に対応
「一度写真を送ったけど、やっぱりこっちの写真に変えたい」——こんなリクエストにも柔軟に対応するのがWISHの強みです。
WISHのすべての商品には修正無制限が含まれています。写真の差し替え、テロップの変更、BGMの変更など、お客様が納得するまで何度でも修正OK。「完璧なムービーをお届けする」が私たちの信条です。
さらに、ご納得いただけるまで何度でも無料で修正いたします。「プロに頼んで失敗したらどうしよう」という不安を持つ方にも、安心してご利用いただけます。
213件超の口コミ(平均4.3点)が証明するクオリティ
WISHのクオリティは、お客様の声が何よりの証拠です。213件を超える口コミで平均評価4.3点(5点満点)——この数字は、写真選びから完成まで一貫してプロが寄り添うWISHだからこそ実現できるものだと自負しています。
口コミの中でも、写真選びに関する感想をいくつかご紹介します。
- 「写真選びに悩んでいたら、LINEで親身にアドバイスしてもらえた」
- 「画質が悪い写真を送ってしまったけど、代わりの写真を提案してくれた」
- 「写真の並び順を工夫してくれて、想像以上に感動的なムービーになった」
- 「写真が少なかったけど、少ない枚数でも素敵に仕上げてもらえた」
写真選びに不安がある方こそ、WISHにご相談ください。プロの知見と経験で、おふたりの写真を最高のムービーに変えます。

まとめ:写真選びのチェックリスト
最後に、この記事で解説した写真選びのポイントをチェックリスト形式でまとめます。写真を選び終わったら、このリストで最終確認してみてください。
- 写真枚数は商品の指定枚数に合っているか(OP:10〜15枚、プロフィール:30〜50枚、エンドロール:20〜30枚)
- すべての写真が高解像度か(横幅1,920px以上が理想。LINEやSNS経由の圧縮写真は元データを入手)
- 構図にバリエーションがあるか(アップ・バスト・全身・引きの写真を織り交ぜる)
- 時系列が自然な流れになっているか(幼少期→学生時代→社会人→ふたりの歩み)
- 表情・感情が伝わる写真を優先しているか(自然な笑顔>ポーズ写真)
- 背景やシチュエーションに多様性があるか(同じ場所の写真ばかりにならない)
- NG写真が混ざっていないか(低画質、同じ構図、背景ごちゃごちゃ、著作権・プライバシー問題)
- エンドロールはゲストグループごとにバランスよく写真を選んでいるか
- プリント写真は適切にスキャンされているか(300dpi以上、反射・歪みなし)
- 写真の提出方法は画質が劣化しない方法を選んでいるか(LINEオリジナル画質、Googleフォト、ギガファイル便など)
結婚式ムービーの写真選びは、確かに手間がかかる作業です。でも、この手間が、当日の感動を何倍にも大きくしてくれます。ふたりの人生を振り返り、ゲストとの思い出を写真で辿る時間は、結婚式準備の中でも特別なひとときになるはずです。
写真選びで迷ったら、WISHのスタッフがいつでもサポートします。年間2,000組以上のムービーを制作してきたプロの知見を活かして、おふたりにとって最高のムービーを一緒に作りましょう。
結婚式の準備は大変なことも多いですが、ムービーに関してはプロに任せるだけで、時間もストレスも大幅に軽減できます。おふたりの素敵な結婚式を、WISHが全力でサポートします。