エンドロールムービー 2026年03月24日 約5分で読めます

エンドロールムービーの名前順・敬称マナー完全ガイド【プランナーも認める正解】

エンドロールムービーの名前順・敬称マナー完全ガイド【プランナーも認める正解】
結婚式のエンドロールムービーを準備するとき、多くのカップルが最初につまずくのが「ゲストの名前をどの順番で並べればいいの?」という問題です。実際にWISHでは年間2,000組以上のウェディングムービーを制作していますが、お問い合わせの約4割がこの「名前順」に関するご相談です。
「主賓と上司、どちらを先に書くべき?」「友人は五十音順でいい?」「家族に"様"はつける?」——こうした疑問は、招待状やご祝儀と同じく結婚式ならではのマナーが絡むため、気軽に誰かに聞きづらいものです。しかも、エンドロールは披露宴の最後にゲスト全員が見るムービー。名前の並び順や敬称を間違えると、せっかくの感動の演出が台無しになりかねません。
エンドロールムービーは、映画のエンドクレジットのように、披露宴に参列してくださったゲスト一人ひとりのお名前を映し出しながら、ふたりの写真やメッセージを流す演出です。近年は結婚式の定番演出となっており、WISHのデータでは披露宴を行うカップルの約85%がエンドロールムービーを上映しています。ゲストにとっては自分の名前がスクリーンに映る感動的な瞬間であり、新郎新婦にとっては感謝の気持ちを形にできる大切なムービーです。
この記事では、エンドロールムービー制作のプロであるWISHが、名前の並び順の基本ルール、グループ別の具体的な順番、敬称の使い分け、よくある表記の悩み、失敗事例と回避法まで、すべてを網羅的に解説します。プランナーさんにも「この通りにすれば間違いない」と言っていただける内容を目指しました。ブックマークして、名前リスト作成時の参考にしてください。
なお、この記事の内容は、WISHが実際にお客様からいただいたご質問や、ウェディングプランナーへのヒアリングをもとに構成しています。マナーの基本に加えて、現場で本当に使える実践的な知識をお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。

エンドロールの名前順の基本ルール

エンドロールムービーにおけるゲストの名前順には、明確な「正解」があります。結婚式のマナーとして古くから受け継がれてきたルールに基づいており、基本を押さえておけば誰に見られても恥ずかしくないリストを作ることができます。まずは3つの大原則を理解しましょう。
エンドロールの名前順は、基本的に席次表(テーブル配置)の考え方と同じです。結婚式では「上座」に目上の方、「下座」に身内を配置しますが、エンドロールでもこの上座→下座の流れに沿って名前を並べていきます。席次表を見ながら名前リストを作ると、自然と正しい順番になるのでおすすめです。

新郎側ゲスト→新婦側ゲストの順

エンドロールの名前は、まず新郎側のゲストを先に、続いて新婦側のゲストを表示するのが基本です。これは結婚式全体のしきたりと同じ考え方で、席次表や招待状の並びとも一致します。
ただし、最近では新婦側→新郎側の順にするカップルも増えています。特に新婦側のゲストが多い場合や、新婦のお仕事関係の方が主賓の場合は、新婦側を先にしても問題ありません。大切なのは「なぜその順番にしたか」を自分たちで説明できることです。
WISHのお客様のデータでは、約75%が新郎側→新婦側の順、約20%が新婦側→新郎側、残り5%が混合(グループごとに新郎新婦を分けない)という結果になっています。迷ったら新郎側→新婦側にしておけば間違いありません。
「混合」スタイルとは、新郎側・新婦側を分けずに「主賓→会社関係→友人→親族→家族」と関係性のグループだけで分ける方法です。ゲスト数が少ない場合(30名以下)や、新郎新婦の共通の友人が多い場合に適しています。ただし、ご両家の親御様に事前に確認を取ることをおすすめします。

主賓→上司→先輩→同僚→友人→親族の順

新郎側・新婦側それぞれの中で、ゲストの関係性に基づいた順番で名前を並べます。基本の並び順は以下の通りです。
  1. 主賓(祝辞・乾杯をお願いした方)
  2. 会社関係(上司→先輩→同僚→後輩)
  3. 恩師・先生
  4. 友人(大学→高校→中学→幼馴染など、新しい付き合いから順に)
  5. 親族(祖父母→叔父叔母→いとこ→兄弟姉妹)
  6. 家族(両親は最後)
この順番は、席次表の考え方と同じ「上座→下座」の原則に基づいています。結婚式では、新郎新婦から遠い席(入口に近い席)ほど上座となり、目上の方やお仕事関係の方が座ります。エンドロールの名前順もこの考え方に合わせることで、自然で違和感のないリストになります。
ポイント:「仕事関係の人は少ないけど友人はたくさんいる」という場合でも、仕事関係を先に持ってくるのがマナーです。人数の多さではなく、関係性の格で順番を決めましょう。
なお、テーブル順(席次表の配置に合わせる方法)を選ぶカップルもいます。テーブル順のメリットは、エンドロールで名前が表示されたときにゲストが「あ、次は私たちのテーブルだ」と分かりやすい点です。ただし、テーブル順にする場合でも、上座テーブル(主賓・上司テーブル)から順に表示するのがマナーです。下座テーブル(家族テーブル)が先に来ることがないよう注意しましょう。

同じグループ内は五十音順が無難

同じカテゴリに属するゲスト同士(例:大学の友人同士、同僚同士)の並び順で悩む方も多いですが、五十音順にするのが最も無難です。仲の良さや付き合いの長さで順番をつけると、「なぜあの人の方が先なの?」と感じるゲストが出てしまう可能性があります。
五十音順にしておけば、「アルファベット順・あいうえお順だから」と客観的に説明できるため、角が立ちません。なお、読み方が複数ある名字(「東」→「ひがし」or「あずま」など)は、本人の読み方を事前に確認しておきましょう。
例外として、会社関係は役職順が優先されます。部長と課長が同じ「会社上司」グループに入る場合、五十音順ではなく部長→課長の順にします。役職が同じ場合のみ五十音順を適用してください。
また、五十音順で並べる際に「氏名の"姓"で並べるのか"名"で並べるのか」と迷う方もいますが、姓(名字)の五十音順で並べるのが一般的です。同じ名字の方がいる場合のみ、名前の五十音順で区別します。例えば「田中 愛」さんと「田中 雄太」さんがいた場合、「田中 愛」さんが先になります。

グループ別・名前の並び順【具体例付き】

ここからは、ゲストのグループごとに具体的な名前の並べ方を解説します。実際のエンドロールで使われる表記例も載せているので、そのまま参考にしていただけます。なお、以下の例では新郎側を基準に解説しますが、新婦側も同じ考え方で並べてください。

主賓・乾杯挨拶をお願いした方

主賓や乾杯のご挨拶をお願いした方は、そのグループ(新郎側/新婦側)の最初に記載します。披露宴で最も重要な役割を担ってくださった方であり、最初にお名前を出すことで敬意を表します。
主賓が会社の上司の場合、上司グループとは分けて最初に記載するのがベストです。たとえば新郎の主賓が会社の社長で、乾杯の挨拶が取引先の部長の場合は以下のようになります。
  1. 山田 太郎 様(主賓:会社社長)
  2. 佐藤 次郎 様(乾杯:取引先部長)
  3. (以下、会社関係→友人→親族→家族と続く)
注意:主賓と乾杯挨拶が同じ方の場合は、当然1回だけ記載します。また、主賓が恩師の場合も同様に最初に記載してください。
主賓がいない(友人中心のカジュアルな式)場合は、乾杯の発声をお願いした方を最初に記載するか、会社の上司から始めて問題ありません。最近では主賓を立てない披露宴も増えていますので、その場合は「最も目上の方」を最初にすれば大丈夫です。

会社関係(上司→先輩→同僚→後輩)

会社関係のゲストは、役職の高い順に並べるのが基本です。同じ役職の場合は入社年次が上の方を先にし、それも同じなら五十音順にします。
具体的な並べ方の例を見てみましょう。
  1. 鈴木 一郎 様(部長)
  2. 高橋 三郎 様(課長)
  3. 田中 四郎 様(係長)
  4. 伊藤 五郎 様(先輩・入社5年目)
  5. 渡辺 六郎 様(先輩・入社3年目)
  6. 小林 七郎 様(同僚・同期入社)
  7. 中村 八郎 様(同僚・同期入社)
  8. 加藤 九郎 様(後輩・入社1年目)
転職している場合は、前職と現職のどちらの関係者も「会社関係」にまとめてOKです。ただし、現職の方を先に並べるのが自然です。前職の方は「元同僚」というグループを作るか、友人に近い関係であれば友人グループに入れても問題ありません。
派遣社員やアルバイト先の関係者も、お世話になった度合いで判断します。上司・先輩として接していた方は会社関係に入れ、友人として付き合っている方は友人グループに入れましょう。
なお、会社関係のゲストが多い場合(10名以上)は、部署ごとにまとめる方法も有効です。「営業部」「企画部」「人事部」のように部署でグループを作り、各部署内で役職順に並べます。エンドロールでグループ見出しを表示すれば、会場の方にも分かりやすくなります。
退職済みの元上司を招待している場合は、現職の上司よりも後、同僚よりも前に記載するのが無難です。ただし、元上司が現上司よりも年長者である場合や、特にお世話になった方であれば、現上司と同等の位置に記載しても問題ありません。この辺りは関係性の深さで柔軟に判断してください。

友人(大学→高校→中学→幼馴染)

友人グループは、出会いが新しい順に並べるのが一般的です。これは席次表の考え方と同じで、最近の付き合いから遡っていく形です。
  1. 大学・専門学校の友人(サークル・ゼミ等のグループ分けもOK)
  2. 高校の友人
  3. 中学の友人
  4. 小学校の友人・幼馴染
  5. 習い事・趣味の友人
各グループ内は五十音順で並べるのがおすすめです。「この子の方が仲がいいから先に」と考え始めるとキリがありませんし、見た人が不快に感じる可能性もあります。
複数のグループにまたがる友人(高校でも大学でも一緒だった友人など)は、最初に出会ったグループに入れるのが一般的です。たとえば、高校から大学まで一緒の友人は「高校の友人」に含めます。
SNSで繋がっている友人の扱いも悩みがちですが、実際に披露宴に出席しているゲストだけがエンドロールの対象です。出席していない方の名前は載せないのが原則です。
友人グループの中で「グループ見出し」をどこまで細かくするかも悩みどころです。WISHのおすすめは、「新郎大学友人」「新郎高校友人」のように学校単位で分ける方法です。さらに細かく「サッカー部」「ゼミ」まで分けることも可能ですが、ゲスト数が少ないグループが多くなると煩雑に見えてしまうため、1グループ3名以上を目安にまとめましょう。
余興や受付をお願いした友人がいる場合、「余興をしてくれた友人だから特別に先にしたい」と思うかもしれません。しかし、エンドロールの名前順はあくまで関係性の「格」が基準であり、当日の役割は考慮しないのが一般的です。感謝の気持ちは、個別のメッセージカードや後日のお礼で伝えるのがスマートです。

親族(祖父母→叔父叔母→いとこ→兄弟姉妹)

親族の並び順は、世代が上の方から順に、かつ年長者が先になるようにします。
  1. 祖父母(父方→母方の順が一般的)
  2. 叔父・叔母(伯父・伯母)(年齢順。配偶者はその隣に記載)
  3. いとこ(年齢順)
  4. 兄弟姉妹(年齢順。配偶者はその隣に記載)
  5. 甥・姪(年齢順)
親族の並びで特に注意したいのが「伯父(おじ)」と「叔父(おじ)」の違いです。父母の兄(姉)が「伯父(伯母)」、弟(妹)が「叔父(叔母)」です。エンドロールの名前表記では漢字の区別は不要ですが、並び順の参考として覚えておくとよいでしょう。
叔父叔母の配偶者は、叔父叔母の直後に記載します。たとえば「伯父 → 伯母(その配偶者)→ 叔父 → 叔母(その配偶者)」という形です。いとこの配偶者も同様にいとこの直後に記載します。
親族の並びで最もよくある質問が「父方と母方のどちらを先にするか」です。一般的には父方を先にしますが、これは絶対的なルールではありません。母方の親族の方がお世話になっている場合や、母方の祖父母が高齢で特に敬意を表したい場合は、母方を先にしても問題ありません。ご両親に相談して決めるのがベストです。
いとこの配偶者やその子供(いとこの子)をどこまで載せるかも悩みどころです。基本的には披露宴に出席しているゲスト全員の名前を載せるのが原則です。「名前が多すぎて見づらくなるのでは?」と心配する方もいますが、エンドロールは3〜5分の映像なので、80名程度であれば十分に全員の名前を表示できます。WISHのテンプレートは、ゲスト人数に合わせてスクロール速度を自動調整する設計になっています。

家族(両親は最後)

エンドロールの名前リストにおいて、両親の名前は必ず最後に記載します。これはエンドロールに限らず、結婚式のあらゆる場面で共通するマナーです。結婚式は両親が「主催者(ホスト)」側であるため、ゲストに対する敬意として自分たちを最後にするという考え方です。
家族の並び順は以下の通りです。
  1. 兄弟姉妹(既婚でゲスト参加の場合はここ)
  2. 兄弟姉妹の配偶者
  3. 甥・姪
  4. 新郎の父
  5. 新郎の母
  6. 新婦の父
  7. 新婦の母
兄弟姉妹を「親族」グループと「家族」グループのどちらに入れるかは判断が分かれます。WISHのお客様では、未婚の兄弟姉妹は「家族」、既婚の兄弟姉妹は「親族」に入れるケースが多いです。同居しているかどうかを基準にすると分かりやすいでしょう。
重要:両親の名前には敬称をつけません。「山田 太郎」のように敬称なしで記載します。詳しくは後述の敬称ルールで解説します。
ちなみに、エンドロールの最後(両親の名前の後)に新郎新婦自身の名前を入れるかどうかも選択できます。WISHのお客様の約60%が新郎新婦の名前も最後に入れています。「太郎 & 花子」のように、感謝のメッセージと一緒に表示すると、エンドロール全体がきれいにまとまります。入れなくても問題はありませんが、映画のエンドクレジットのように「監督・脚本:○○」に当たる部分として、ふたりの名前で締めくくるのもおしゃれです。

敬称のルールと使い分け

名前の順番と同じくらい重要なのが敬称(名前の後につける「様」など)のルールです。敬称を間違えると、ゲストに失礼な印象を与えてしまいます。基本ルールは非常にシンプルなので、しっかり押さえておきましょう。

「様」が基本

エンドロールの敬称は、すべてのゲストに「様」をつけるのが基本ルールです。主賓であろうと友人であろうと、関係性に関係なく「様」で統一します。
  • 山田 太郎 様(上司)→ ○
  • 鈴木 花子 様(友人)→ ○
  • 田中 次郎 先生(恩師)→ △(「様」の方がベター。後述)
  • 佐藤 三郎 殿 → ×(「殿」はビジネス文書向け。結婚式ではNG)
席次表では「○○株式会社 代表取締役社長 山田太郎 様」のように肩書きをつけることがありますが、エンドロールでは肩書きなしの「山田 太郎 様」でOKです。エンドロールはあくまで感謝を伝える演出であり、フォーマルな書面ではないためです。
WISHで制作するエンドロールでも、97%以上のお客様が「様」で統一されています。敬称で悩んだら「様」一択で問題ありません。
恩師や医師など、日常的に「先生」と呼んでいる方への敬称は迷いやすいポイントです。席次表では「○○先生」と記載することもありますが、エンドロールでは「様」で統一しても失礼にはあたりません。むしろ、一部だけ「先生」にすると統一感が崩れるため、「様」で揃えた方がスマートです。どうしても「先生」を使いたい場合は、主賓の肩書きとして「○○大学教授」などを入れることで敬意を表す方法もあります。

家族には敬称不要

両親・兄弟姉妹には敬称をつけません。これは結婚式における共通のマナーで、席次表でも同様です。理由は先述の通り、家族は「主催者側」であり、ゲストに対して敬称をつける側だからです。
具体的な表記例を見てみましょう。
  • 新郎の父:山田 一郎(敬称なし)→ ○
  • 新郎の母:山田 幸子(敬称なし)→ ○
  • 新郎の兄:山田 健太(敬称なし)→ ○
  • 新郎の兄の妻:山田 美咲 様 → ○(義理の姉は「様」をつける)
  • 新婦の父:佐藤 二郎(敬称なし)→ ○
  • 新婦の母:佐藤 洋子(敬称なし)→ ○
注意すべきポイントとして、兄弟姉妹の配偶者(義理の兄弟姉妹)には「様」をつけます。血縁関係のある家族のみ敬称なし、婚姻で家族になった方には「様」をつけると覚えておくと分かりやすいです。
甥・姪については、小学生以下なら「くん」「ちゃん」、中学生以上なら敬称なしにするのが一般的です。ただし、同居していない甥・姪には「様」をつけるカップルもいます。家族内で相談して決めるのがベストです。
敬称の有無で迷ったときは、「この人を席次表ではどう書くか」を基準にすると分かりやすいです。席次表で敬称をつけない相手(両親・未婚の兄弟姉妹)はエンドロールでも敬称なし、席次表で「様」をつける相手はエンドロールでも「様」をつける、という考え方です。席次表のデータをプランナーからもらえれば、敬称の判断も楽になります。

「くん」「ちゃん」は使ってOK?

結論から言うと、お子様ゲスト(小学生以下)に「くん」「ちゃん」を使うのは問題ありません。むしろ、小さなお子様に「様」をつけると違和感があるため、「くん」「ちゃん」の方が自然です。
  • 田中 翔太 くん(友人のお子様・5歳)→ ○
  • 鈴木 美優 ちゃん(いとこのお子様・3歳)→ ○
  • 佐藤 大輝 様(友人のお子様・15歳)→ ○(中学生以上は「様」が無難)
一方、大人の友人に「くん」「ちゃん」を使うのは基本的にNGです。親しい間柄であっても、フォーマルな場である結婚式では「様」で統一すべきです。ゲストご本人は気にしなくても、他のゲストの目に触れることを忘れないようにしましょう。上司や親族もエンドロールを見ていますので、カジュアルすぎる敬称は「マナーを知らない」と思われるリスクがあります。
ただし、カジュアルなパーティーウェディングや二次会のエンドロールであれば、友人に「くん」「ちゃん」を使っても許容されます。披露宴のフォーマル度合いに合わせて判断してください。

肩書きを入れる場合のルール

エンドロールで肩書き(会社名・役職名など)を入れるかどうかは、入れなくてもマナー違反ではありません。ただし、主賓には肩書きを入れた方が丁寧です。
肩書きを入れる場合の表記例を確認しましょう。
  • 主賓(会社上司の場合):株式会社○○ 代表取締役 山田 太郎 様
  • 主賓(恩師の場合):○○大学 教授 鈴木 一郎 様
  • 上司:山田 太郎 様(肩書きなしでもOK)
  • 友人・親族:肩書きは不要
肩書きを入れる場合の注意点として、全員に入れるか、主賓のみに入れるか、統一感を持たせることが大切です。一部の人だけ肩書き付き、他は肩書きなしだと、不公平に見えてしまうことがあります。
WISHのおすすめは「肩書きなし・名前+様のみ」で統一する方法です。シンプルで見やすく、肩書きの間違いリスクもなくなります。主賓に敬意を表したい場合は、名前の前にグループ名(「ご来賓」など)を表示する方法もあります。
肩書きの長さにも注意が必要です。「株式会社○○○○ 営業本部 第二営業部 部長 山田 太郎 様」のように長くなると、エンドロールの1行に収まりきらず、レイアウトが崩れる原因になります。肩書きを入れる場合は「会社名+役職名」程度に省略するか、2行に分けて表示する方法を検討しましょう。WISHでは、肩書き入りの場合でも見やすいレイアウトに調整いたします。
敬称は「様」で統一するのが最もシンプルで安心
敬称は「様」で統一するのが最もシンプルで安心

名前の表記で迷いやすいパターン

基本ルールは理解できても、実際に名前リストを作り始めると「この場合はどうすれば?」と迷うケースが出てきます。ここでは、WISHに実際に寄せられる質問の中で特に多いパターンを取り上げて解説します。

旧姓で呼びたい友人

結婚して姓が変わった友人を旧姓で表記したい場合、基本的には現在の姓(戸籍上の姓)を使うのがフォーマルなマナーです。しかし、友人同士では旧姓の方が馴染みがあることも多いですよね。
その場合の対応方法は3つあります。
  1. 現在の姓で記載(最もフォーマル):鈴木 花子 様(旧姓:田中)
  2. 旧姓をカッコ付きで併記:鈴木(田中)花子 様
  3. 旧姓のみで記載(カジュアルな式向け):田中 花子 様
WISHのお客様では2番の「旧姓カッコ付き併記」が最も人気です。フォーマルさを保ちながらも、新郎新婦との関係性が分かりやすいというメリットがあります。なお、ご本人に事前に確認しておくと、より丁寧です。
旧姓表記に関連して、結婚式当日に旧姓を使いたくない方もいらっしゃいます。離婚歴がある場合や、旧姓にネガティブな感情がある場合などです。こうしたデリケートなケースもあるため、旧姓を使う場合はご本人への確認を怠らないようにしましょう。確認が難しければ、現在の姓で記載しておくのが無難です。

ニックネームで載せたい場合

「まーちゃん」「たっくん」など、ニックネームでエンドロールに名前を載せたいという要望もときどきあります。結論としては、フォーマルな披露宴ではニックネームは避けるべきです。
理由は2つあります。
  1. 他のゲストから見て誰なのか分からない:ニックネームが新郎新婦にしか通じない場合があります
  2. フォーマルな場にそぐわない:結婚式は格式のある場であり、カジュアルすぎる表記は雰囲気を損ないます
どうしてもニックネームを入れたい場合は、「本名+ニックネーム」を併記する方法がおすすめです。例:「田中 太郎(たーくん)様」。これなら、フォーマルさを保ちつつ親しみも表現できます。
二次会やカジュアルなパーティーであれば、ニックネームのみでの表記もアリです。全員をニックネームにするのか、一部だけにするのかは統一感を大切にしましょう。一部の友人だけニックネームで、他は本名だと、ニックネームで呼ばれなかった友人が「自分はそこまで親しくないのかな」と感じてしまう可能性もあります。

お子様ゲストの表記

お子様連れのゲストの表記方法は、お子様の年齢や人数によって最適な書き方が変わります。
  • お子様が1人の場合:親御様の名前の後に記載。「山田 太郎 様」「山田 翔太 くん」
  • お子様が2人以上の場合:一人ずつ記載するか、「山田 太郎 様 ご家族様」とまとめる
  • 赤ちゃん(0〜1歳)の場合:名前を載せなくても失礼にはあたりません。載せる場合は「くん」「ちゃん」をつけます
  • 中学生以上の場合:大人と同じ「様」をつけるのが一般的
親御様に確認するのがベストですが、エンドロールに名前が映ると喜ばれるお子様も多いので、できれば一人ずつ記載してあげるのがおすすめです。お子様にとっても結婚式の素敵な思い出になります。
お子様の名前を載せる場合の並び順は、親御様の名前の直後に記載します。「田中 一郎 様」の次の行に「田中 翔太 くん」という形です。別のグループに入れたり、お子様だけをまとめたりしないよう注意しましょう。お子様はあくまで親御様の「ご家族」として、親御様のすぐ後に表示するのが自然です。

外国人ゲストの表記

外国人ゲストがいる場合の表記方法も悩みやすいポイントです。基本的なルールを確認しましょう。
  • アルファベット表記が基本:Mr. John Smith / Ms. Emily Johnson
  • 敬称はMr./Ms.:「様」の代わりにMr.(男性)/Ms.(女性)を使います
  • カタカナ表記でもOK:ジョン・スミス 様(ゲスト全員が日本人名の中に入れる場合)
  • 日本語名を持つ外国人:日本語名で記載し、「様」をつけます
他のゲスト名が全員日本語表記の場合、外国人ゲストだけアルファベットだと浮いてしまうことがあります。その場合はカタカナ表記+様で統一するのも一つの方法です。ご本人に「カタカナで書いてもいいですか?」と確認しておくと丁寧です。
WISHでは、英語表記・カタカナ表記のどちらにも対応しています。テンプレートによってはフォントの関係で英語表記の方が美しく仕上がる場合もありますので、お気軽にご相談ください。
外国人ゲストのお名前は、必ずご本人にスペルを確認してもらいましょう。英語圏のお名前でも「Stephen/Steven」「Katherine/Catherine」のようにスペルが複数ある場合があります。また、アジア圏の方で漢字名を持っている場合(中国・韓国のゲストなど)は、漢字表記とアルファベット表記のどちらが良いかをご本人に確認するのが丁寧です。

よくある失敗パターンと回避法

WISHでは年間2,000組以上のエンドロールを制作していますが、名前リストに関するトラブルは残念ながらゼロではありません。ここでは、実際に起きた失敗パターンと、その回避法をご紹介します。事前に知っておくだけで防げるミスばかりですので、同じ轍を踏まないためにも、ぜひ確認してください。

名前の漢字間違い

最も多い失敗が漢字の間違いです。特に以下のパターンは要注意です。
  • 「渡辺」「渡邊」「渡邉」の違い:3種類の「ワタナベ」を正しく区別できていますか?
  • 「斉藤」「齋藤」「斎藤」「齊藤」の違い:4種類の「サイトウ」は日本で最も間違いやすい名字です
  • 「高橋」「髙橋」の違い:旧字体の「髙」を使う方もいます
  • 「崎」「﨑」「嵜」の違い:山崎さん・宮崎さんなど「崎」がつく名字は要注意
  • 名前の「ゆう」:「優」「悠」「裕」「雄」「勇」「友」など候補が多い
回避法として最も確実なのは、招待状の返信ハガキで名前を確認する方法です。ゲスト自身が書いた漢字をそのまま使えば間違いありません。席次表のデータがある場合は、プランナーに確認済みのリストをもらうのも効果的です。
WISHでは、名前リストをご入稿いただいた後、必ずプレビュー動画でご確認いただくフローになっています。万が一漢字の間違いがあっても、修正は何度でも無料で対応します。
もう一つの対策として、名前リストをExcelやスプレッドシートで管理する方法があります。手書きや口頭での伝達はミスの温床です。招待状の返信ハガキが届いたら、その場でスプレッドシートに入力していく習慣をつけると、最終的なリスト作成がスムーズになります。WISHの管理画面では、CSVファイルでの名前一括アップロードにも対応しています。

ゲストの抜け漏れ

漢字の間違い以上に深刻なのが、ゲストの名前が抜けているケースです。エンドロールで自分の名前が出てこなかったゲストは、非常に悲しい思いをされます。
抜け漏れが起きやすいパターンは以下の通りです。
  • 直前に出席が決まったゲスト:リスト作成後に追加されたゲストが反映されていない
  • ゲストのお子様:親御様は入力したが、お子様の名前を忘れていた
  • ゲストの配偶者:夫婦で出席しているのに、一方の名前しか入力していなかった
  • 新郎側と新婦側の重複確認漏れ:共通の友人がどちらのリストにも入っておらず漏れた
回避法としては、席次表の最終版と名前リストを照合するのが最も確実です。席次表はプランナーが全ゲストを確認済みのリストなので、これと突き合わせることで抜け漏れを防げます。
もう一つ有効なのが、新郎新婦がお互いのリストをクロスチェックする方法です。一人で全員分を確認するよりも、二人でチェックした方が見落としが減ります。新郎が新婦側のリストを、新婦が新郎側のリストをチェックすることで、思い込みによる見落としを防げます。
特に気をつけたいのが「招待したけど欠席になったゲスト」の名前がリストに残っていないかどうかです。招待状を送った全員のリストから作成すると、欠席者の名前がそのまま残ってしまうことがあります。逆に、「欠席だと思っていたら直前に出席に変わった」というケースも。最終的な出欠確認は挙式の2週間前に行い、その時点でリストを確定させましょう。
WISHでは入稿時に「席次表データのアップロード」をお願いしており、スタッフが人数の整合性を確認しています。「名前リストは60名だけど席次表は62名」といったずれがあればお客様にお知らせするため、抜け漏れのリスクを最小限に抑えられます。

グループ分けで揉める

意外と多いのが、新郎新婦の間でグループ分けの意見が合わないケースです。特に以下のパターンで揉めることがあります。
  • 共通の友人:新郎側・新婦側のどちらに入れるか
  • 兄弟姉妹:「親族」と「家族」のどちらに入れるか
  • 元職場の人:「会社関係」と「友人」のどちらに入れるか
  • 新郎新婦の意見の相違:片方は細かくグループ分けしたい、もう片方はざっくりでいい
回避法として、まず共通の友人は「より付き合いの長い方」の側に入れるのが自然です。どちらともいえない場合は、「新郎新婦共通の友人」という独立したグループを作る方法もあります。
グループ分けで大切なのは、「ゲストが見て違和感がないか」という視点です。名前リストを作成したら、信頼できる友人やプランナーに見てもらい、第三者の目でチェックしてもらうことをおすすめします。特に、新郎新婦で交際歴が長いと共通の友人が多くなり、グループ分けが複雑になりがちです。早めにリスト作成に取りかかり、余裕を持って確認・修正できるスケジュールを組みましょう。
また、グループの見出し(テロップ)を入れるかどうかも事前に決めておきましょう。「新郎友人」「新婦親族」といったグループ見出しがあると、名前の順番に対するゲストの納得感が高まります。WISHのエンドロールテンプレートでは、グループ見出しの有無を自由に選択できます。
名前リストの最終確認は席次表との照合がベスト
名前リストの最終確認は席次表との照合がベスト

WISHのエンドロール名前入力サポート

ここまで読んで「名前順って思ったより大変…」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。名前の順番、敬称、漢字の確認、グループ分け——確かにやるべきことは少なくありません。しかし、これらをきちんと仕上げることで、ゲスト全員に「しっかり準備してくれたんだな」という丁寧な印象を与えることができます。
とはいえ、結婚式の準備は他にもやることが山積みです。エンドロールの名前リスト作成に時間をかけすぎて、他の準備がおろそかになっては本末転倒です。ご安心ください。WISHではエンドロールの名前入力を徹底サポートしています。
  • 名前順の相談OK:専任スタッフが最適な並び順をアドバイス。「この場合はどうすれば?」というご相談にも丁寧にお答えします
  • テンプレート入力:WISHの管理画面から、グループ別に名前を入力するだけ。並べ替えもドラッグ&ドロップで簡単です
  • 席次表照合:席次表のデータをアップロードいただければ、スタッフが人数の整合性をチェック
  • 漢字チェック:よくある間違いパターンをシステムで自動検出。「渡辺/渡邊/渡邉」の確認などもお手伝いします
  • 修正無制限:名前の修正は何度でも無料。挙式直前のゲスト変更にも対応可能です
  • プレビュー確認:完成前に必ず動画プレビューをお送りするので、名前の表示を実際の映像で確認できます
WISHのエンドロールムービーは18,500円〜で制作可能。213件以上のレビューで平均4.3点の高評価をいただいており、「名前周りのサポートが丁寧で安心できた」というお声を多数いただいています。
実際にWISHをご利用いただいたお客様の声をご紹介します。
  • 「名前の順番で悩んでいたとき、LINEで相談したらすぐに分かりやすく教えていただけました。おかげで安心して入稿できました」(30代女性・ゲスト65名)
  • 「漢字の間違いに気づかず入稿してしまったのですが、プレビューで確認できて助かりました。修正も翌日には対応してもらえました」(20代男性・ゲスト80名)
  • 「海外挙式だったので外国人ゲストが多く、表記に悩みましたが、英語表記でも美しく仕上げてもらえて感動しました」(30代女性・ゲスト45名)
エンドロールムービーのテンプレート一覧はこちらからご覧いただけます。まずは無料お試し制作で、実際の仕上がりをお確かめください。

エンドロール名前順チェックリスト

最後に、エンドロールの名前リストを入稿する前に確認しておきたいポイントをチェックリストにまとめました。
  • 新郎側ゲスト→新婦側ゲストの順になっているか
  • 主賓・乾杯挨拶の方が各側の最初に記載されているか
  • 会社関係は役職順(部長→課長→係長→一般社員)になっているか
  • 同じグループ内は五十音順で統一されているか
  • 友人は出会いが新しい順(大学→高校→中学)に並んでいるか
  • 親族は世代が上の方から(祖父母→叔父叔母→いとこ)並んでいるか
  • 両親の名前が最後になっているか
  • 全員に「様」がついているか(家族は敬称なし)
  • 兄弟姉妹の配偶者には「様」がついているか
  • お子様ゲストは「くん」「ちゃん」or「様」が適切か
  • 漢字は招待状の返信ハガキor席次表と照合したか
  • 席次表の人数と名前リストの人数が一致しているか
  • 直前に出欠が変わったゲストがいないか確認したか
  • 共通の友人がどちらの側に入っているか新郎新婦で確認済みか
  • 旧姓の友人・外国人ゲストの表記方法を決めたか
このチェックリストをすべてクリアすれば、名前順で失敗する心配はまずありません。印刷して手元に置いておくと便利です。
名前リストの作成は、理想的には挙式の1ヶ月前には完成させておきたいところです。直前になるとゲストの出欠変更や、他の準備に追われてチェックが甘くなりがちです。余裕を持ったスケジュールで進めましょう。WISHでは最短7営業日での制作も可能ですが、修正の余地を考えると2〜3週間前の入稿をおすすめしています。

まとめ

エンドロールムービーの名前順・敬称マナーについて、基本ルールから具体例、よくある失敗パターンまで網羅的に解説しました。名前の並び順は一見複雑に思えますが、「上座→下座」「目上→目下」「新しい関係→古い関係」という3つの原則を理解すれば、迷うことなくリストを作成できます。最後にポイントを振り返りましょう。
  • 大原則は「新郎側→新婦側」「目上→目下」「上座→下座」
  • グループの順番は「主賓→会社→友人→親族→家族」
  • 同グループ内は五十音順が最も無難(会社は役職順が優先)
  • 敬称は「様」で統一。家族のみ敬称なし。お子様は「くん」「ちゃん」OK
  • 両親の名前は必ず最後に記載するのがマナー
  • 漢字間違い・名前の抜け漏れは席次表との照合で防ぐ
  • WISHなら名前入力から修正まで徹底サポート。18,500円〜で制作可能
エンドロールは、披露宴の最後にゲスト全員が見る特別な演出です。一人ひとりの名前が丁寧に表示されることで、ゲストは「自分のことをちゃんと大切に思ってくれている」と感じます。名前の順番や敬称に気を配ることは、ゲストへの感謝と敬意の表れです。
WISHのエンドロールムービーは、ゲストの名前を美しく、正しく表示することにこだわって制作しています。オープニングムービーやプロフィールムービーとセットでご注文いただくとお得なプランもご用意しています。結婚式ムービーのことなら、ぜひWISHにお任せください。
この記事を参考に、ゲスト全員に喜ばれる素敵なエンドロールムービーを作ってください。名前の順番や敬称を丁寧に仕上げることは、ゲスト一人ひとりへの感謝の気持ちの表れです。エンドロールでスクリーンに映し出された自分の名前を見て、ゲストが温かい気持ちになってくれる——そんな素敵な演出をぜひ実現させてください。名前順で迷ったときは、いつでもWISHにご相談ください。
更新日:2026年08月20日

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