結婚式のムービー制作でよく聞かれる質問が、「句読点(、や。)は入れてもいいですか?」というもの。普段は自然に使っている記号ですが、実は結婚式では注意が必要です。
というのも、「、」「。」には“区切る”“切る”という意味があり、縁を結ぶ日である結婚式では忌み言葉(縁起が悪い言葉や表現)とされることがあるのです。
特にご年配のゲストやフォーマルな式場では、細やかなマナーとして気にされる方も多く、招待状や席次表などの紙面では句読点を使わないのが一般的です。その流れで、近年はプロフィールムービーの文字でも句読点を控える方が増えています。
目次
- なぜ句読点を使わないほうがいいの?(忌み言葉の考え方)
- ムービーでは句読点なしでも自然に見える理由
- 句読点を使うならどんなとき?
- 句読点の代わりに使える空白スペースの工夫
- 実例で見る|句読点あり・なしの違い
- 編集時の注意点とチェックリスト
- よくある質問Q&A
- まとめ:句読点よりも“伝わるやさしさ”を大切に
1. なぜ句読点を使わないほうがいいの?(忌み言葉の考え方)

結婚式は“縁を結ぶ日”。だからこそ、「切る・区切る・終わる」といった意味を連想させる表現は避けるのがマナーです。
句読点の「、」「。」も、まさに文章を区切る記号。そのため、昔から“ご縁を断つ”イメージにつながると考えられ、忌み言葉のひとつとされてきました。
特にフォーマルな挙式や、目上の方が多い披露宴では「句読点なし」でまとめる方が無難です。もちろん最近では気にしすぎる必要はありませんが、マナーとして理解しておくと安心です。
2. ムービーでは句読点なしでも自然に見える理由
プロフィールムービーの文字は、1〜2行の短文で表示されることがほとんど。そのため、句読点を入れなくても読みやすく、自然に見えます。
むしろ「、」「。」を入れると、点が強調されてしまい画面の印象が重くなることも。映像では改行や表示リズムで自然に区切れるため、句読点なしのほうがすっきり上品に見えます。
3. 句読点を使うならどんなとき?

「絶対に使ってはいけない」というルールではありません。使うときは“飾り”や“演出”として軽く添える程度にしましょう。
- 感情を表したいとき:「本当にありがとう、、、」「皆でがんばったね。。。」のように余韻を出したい場合。
- 誤解を防ぎたいとき:意味が曖昧な文章で一か所区切ることで、読みやすくする場合。
- 締めの言葉で使う:「これまで支えてくれてありがとう。」など、手紙風でメッセージ性を高めたい場合。
いずれも、1文に1つまでが目安です。
4. 句読点の代わりに使える空白スペースの工夫
句読点を省いても、空白を上手に使えば十分読みやすくなります。
- 空白を入れてリズムを作る:例)小さいころから 食べることが大好きでした
- 改行で区切る:例)小さいころから / 食べることが大好きでした
- 短い文章でテンポを作る:例)小さいころから 食べることが 大好きでした
こうした工夫で、句読点を使わずに自然でやわらかな印象に仕上げられます。
5. 実例で見る|句読点あり・なしの違い

句読点あり
小さいころから、食べることが大好きでした。
→ 読みやすいけれど、画面上では点が目立ち堅い印象に。
句読点なし(おすすめ)
小さいころから 食べることが大好きでした
→ すっきりしており、写真や映像の雰囲気を壊さない。
6. 編集時の注意点とチェックリスト
- 「、」「。」は基本的に使用しない。使う場合も1画面1回まで。
- 1行10〜15文字以内を意識して構成する。
- 空白や改行でリズムを調整。
- フォントはシンプルに。
- 年配ゲストが多い場合は忌み言葉の観点で最終確認を。
7. よくある質問Q&A
Q1:句読点を全部抜いても問題ない?
A:問題ありません。短文中心なら改行で自然に伝わります。
Q2:「、、、」「。。。」は使っていい?
A:感情を表す飾りとしてならOK。ただし多用は避け、1文に1回までに。
Q3:忌み言葉をどこまで気にすべき?
A:カジュアルな式なら気にしすぎなくてもOKですが、正式な挙式や目上の方が多い場合は配慮しておくと安心です。
8. まとめ:句読点よりも“伝わるやさしさ”を大切に

句読点は、普段の文章では便利ですが、結婚式では“縁を切る”イメージから避ける方が多い記号です。
ムービーでは短い文章が多く、句読点がなくても十分に自然で美しく見えます。空白や改行を活用して、見やすく心に残る構成を意識しましょう。
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“区切る”より“つながり”を大切に。ふたりの想いが温かく伝わるムービーを完成させましょう。